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- FCPの近未来 20XX年の姿(「消費者の場合」FCPのある食生活の楽しみかた)

マネープランでも選択

太郎は、FCPに賛同している格付調査会社矢口レーティングの「食の安全・安心格付け」で、お気に入りの食品メーカーである内藤フーズの格付けがAAになっていることを知った。
さらに、株主へのサービスも充実していることが分かったため、花子と相談して、内藤フーズの株式を購入することにした。
お気に入りのメーカーが、安全で信頼のおける商品を供給すること(言い換えれば、本業を通じて社会に貢献すること)を、投資の形でサポートするとともに、株主参加型の体験企画やプレゼント企画を楽しむこともできている。![]() |
●格付調査会社矢口レーティングの方針 食品事業者の業務は、他の業種と異なり、食品特有のリスクが多いことや、その現状が見えにくいことを特徴としています。 当社は、食品事業者様からの依頼を受けて、その業務を食の安全・安心の観点から客観的に評価し、評価結果をビジネス展開に活かしていただけるよう、サービスを提供しています。 |
万一の事故の時にも
卸売業者橋本物産が、輸入業者島崎商事より輸入し、スーパー堀商店で販売したC国の加工食品サニーフーズインダストリーの加工食品が原因と考えられる健康被害が国内で数件発生した。
速やかに原因が特定され、必要な範囲での回収も行われ大事には至らなかったが、C国産食品全般に関する不買運動が出始めるとともに、同じカテゴリーの食品に対する不安感、不信感も募ってマーケット全体に悪影響が出ることが懸念される事態に陥った。
この際、「協働の着眼点」の「16.緊急時のお客様とのコミュニケーション体制の整備」に即して、事業者がそれぞれの取組を消費者等に対して紹介し、事態の沈静化を図った。
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●卸売業者橋本物産の対応 通常、当社のような卸売会社は、消費者の皆さんとの接触の機会が少なく、情報発信に関する意識も希薄になりがちだという問題を抱えています。 今回の事件では、日頃から「協働の着眼点」を意識して業務を推進していた効果があって、お客様からのお問い合わせにも比較的円滑に対応できたと感じています。 卸売会社が、安全な食品の供給に貢献していることを少しでも感じていただけたとしたら、ありがたいですね。 |
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●食品事業者の対応に関する太郎と花子の感想 | |
| 花子 | 事故が起こってから、慌てて釈明会見を行っているのを見ると、どうしても言い逃れとか、隠ぺいを疑ってしまいたくなるけれど…、今回はどの会社も事故が起こる前から「協働の着眼点」に則して情報提供を行っていて、それを改めて説明しているので胡散臭さは感じなかった。 | |
| 太郎 | 今回は「協働の着眼点」に則して連携して情報提供を行ったことで、「消費者の信頼確保のために食品産業界全体で努力している」姿勢が伝わって来たね。 | |
| 花子 | 今まで気にすることの少なかった卸売会社や商社も、今回の情報提供に参画したことで、安全な食品の供給に大きな貢献をしていることを実感することができたわ。 | |
| 太郎 | いずれにしても、食品を選ぶことについて改めて考え直す良い機会になったよね。 | |
家庭内でのコミュニケーション

FCPに賛同する企業は、共通のキャッチフレーズを利用し、名刺などにFCPのシンボルマークをつけて、消費者の信頼向上のために積極的に取り組んでいることをPRしている。食品の供給に携わる企業にとっては、まさに本業としてのCSRとしての取組と言える。
FCPに参加すれば事故もなくなり、全ての問題が解消するという訳ではないが、太郎と花子は、FCPに賛同する企業の数が、目に見えて増えること自体、「消費者の信頼向上のために一生懸命取り組んでいる事業者がこんなにたくさん居る」という、安心材料になると感じている。
| ●必要な情報を的確に判断できるようになった。 ●食品に対するリテラシーが高まった。 |
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協働の着眼点に則して情報のやり取りが盛んになることで、山田家では、自分達の価値観に照らして食べ物を選ぶ際に、何が関連のある情報でじっくり考えなければならないのか、逆に何を気にしなくてもよいのかを、より的確に判断できるようになったと感じている。 山田家では、食品事業者の企業行動について、当該事業者のホームページやCSRレポート等で直接情報を手に入れることもあれば、格付調査会社の格付結果や小売業者による評価などを通じて情報を手に入れることもある。 協働の着眼点に即して、関係者の目線が揃っていることで、食品事業者間の比較対照もしやすく、それぞれの独自性、特色も把握しやすくなっている。また、評価する者の価値観によって、評価が異なることを実感でき、一方的な決め付けに陥りにくくなっていることも山田家では良いことと捉えている。いずれにせよ、山田家の食品に対するリテラシーは「協働の着眼点」を知ったことで著しく高まったと感じている。 自分達が支持する食品事業者の良い取組が、持続可能な形で発展していくためには、その食品事業者の商品を買う(その店舗で買い物をする)ことや、その食品事業者に投資することによって、市場で明確なシグナルを発することが大切だと、太郎と花子は話し合っている。 |
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